宇治商工会議所(京都府)はこのほど、市内の飲食店の魅力を広くPRする動画チャンネル「宇治飯うまいもんチャンネル」をYouTubeに開設した。コロナ禍で需要が見込めない中、宇治の料理人を看板メニューとともに知ってもらい、市内飲食店の応援とまちの活性化につなげるのが目的だ。
動画では、市民が愛する地元飯「宇治のうまいもん」を調理から完成まで紹介。「食」にスポットを当て、市内の人気店や隠れた名店が提供するこだわりの看板メニューや絶品料理の数々を、店主熟練の技、料理に秘めた思いや宇治で営業し続ける理由、店の雰囲気などとともに丁寧に発信していく。
動画の撮影・編集は一般公募した若きクリエーターが担当。地元クリエーターの育成・支援も同時に進める。
同所では、動画配信を希望する市内飲食店(新型コロナ対策実施店舗限定。チェーン店、フランチャイズ店は対象外)も募集中。今年度中に100店舗の紹介を目指している。
同所の担当者は、「世界的にも有名な宇治の歴史や文化を大事にしながら、今後は地元に根付き市民が愛する『宇治飯』を新たな文化として創造していきたい」と期待を込める。
視聴は、https://www.youtube.com/channel/UCaU7wbuDgvi2UHZYJ1VfAHQ/featuredを参照。
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