船橋商工会議所青年部(千葉県・船橋YEG)はこのほど、船橋市とデンマーク・オーデンセ市の姉妹都市提携30周年を記念した友好ビール「Andersen Beer(アンデルセンビール)」を開発した。ビールは、市内外への両市友好関係の認知度向上とさらなる親睦を目的に発案。オーデンセ市との友好の証として、アンデルセンビールのPR活動を展開していく。
ビールの原材料には、デンマークでも親しまれている「エルダーフラワー」を使用。フルーティーな花の香りが広がった後に、スパイシーさが味わえる飲みやすいビールに仕上げた。ラベルには、両市が姉妹都市を提携したことで開園された「ふなばしアンデルセン公園」のシンボルの一つでもある風車を採用した。
11月1日には、同所青年部メンバーが船橋市の松戸徹市長にビールの完成を報告。青年部メンバーは「友好関係を知ってもらうため、まずは商工会議所関係者に販売する。徐々に市民の方々へも手に取ってもらえるような活動をしていきたい」と意気込みを見せた。試飲した市長は「フルーティーとスパイシーのギャップがおもしろくて飲みやすい。市民の皆さまにも飲んでいただけるよう市でもバックアップしたい」と期待を寄せた。
また、船橋地ビールの「船橋エール」、千葉県産落花生を使用した「食べるスパイストムヤムクン」、習志野商工会議所がご当地グルメとして推進している「習志野ソーセージ」とアンデルセンビールの四つをテークアウト用にセットにした「Andersen Beerセット(2500円(税込み))」の販売を開始。県内商工会議所の会員企業を対象に400セット限定で提供している。
12月中旬以降には、一般向けにお試し販売の機会も設けようと検討中。船橋市の新たな魅力として広くアピールしていく。
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