鳥取商工会議所はこのほど、山陰合同銀行鳥取営業部1階のロビーで、神話「因幡の白兎」に登場する「八上比売(やかみひめ)」のアニメキャラクターの壁面装飾を公開した。
八上比売は、因幡の国八上の郷(現鳥取市河原町)の姫で、神話で白ウサギを助けた出雲の国の大国主命(おおくにぬしのみこと)の妻となる女性。市内には神話の舞台となった白兎(はくと)海岸や、八上比売を祭り「縁結び」の神社として親しまれている賣沼(めぬま)神社があり、同所はこの八上比売を地域の観光資源としてアニメーションを制作・配信し、PR活動を行っている。
壁面装飾はPRの一環として同行の協力を得て作成したもので、高さ2メートル、幅7メートル。白兎海岸を背景に八上比売、大国主命、白ウサギがガラス2面を使って描かれている。8月1日には、児嶋祥悟会頭、副会頭の石丸文男山陰合同銀行代表取締役会長らが出席し、壁面装飾のお披露目セレモニーを開催。児嶋会頭はあいさつで「八上比売の物語を世界に広く発信していきたい」と述べた。
八上比売アニメーションは、https://yakamihime-animation.wixsite.com/websiteを参照。
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