白石商工会議所女性会(宮城県)は11月10日、「アニメツーリズムと地域活性化」をテーマに公開講演会を市内の古典芸能伝承の館「碧水園」で開催した。公開講演会は、宮城県商工会議所女性会連合会を構成する県内6商工会議所女性会(仙台、塩釜、石巻、気仙沼、古川、白石)が会員を対象に実施している事業。今回は、仙台商工会議所女性会が主催、白石商工会議所女性会が主管として開催した。講師は、宮城学院女子大学現代ビジネス学部教授の大谷尚之氏が務め、アニメ作品ゆかりの地を探訪するアニメツーリズムが地域ににぎわいを生み出した各地の事例やエピソードを紹介。また、東北復興支援のキャラクターで東北の会社であれば自由に使える「東北ずん子」などにも触れ、アニメツーリズムを地域活性化につなげるポイントなどを解説した。
同講演会には、県内6商工会議所女性会の会員をはじめ、同所会員や宮城学院女子大学の学生ら約80人が参加。女性会会員からは、「アニメにあまり興味がなかったが、講演会を聞いて興味を持った。とても参考になった」などの声が寄せられている。
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