熊本商工会議所(久我彰登会頭・鶴屋百貨店)はこのほど、昨年5月から会員企業と地元の熊本学園大学商学部で実施している「熊本SDGs経営実現プロジェクト」の最終報告会を行った。報告会では、プロジェクト参加企業9社とチームを組んだ42人の3年生が、チーム毎に企業へ課題解決に向けたアイデアを提案。企業側は、提案を生かした具体的なSDGs経営の実践方法・計画などを発表した。
プロジェクトは、会員企業のSDGs経営の有効事例創出につなげることを目的に、2021年10月にスタート。22年5月にキックオフミーティング、10月に中間報告会を行い、8カ月にわたって経営上の課題解決や売り上げ・収益アップにつながる新事業など、SDGs経営の実現に向けたアイデアの検討を行ってきた。
報告会で同所の久我彰登会頭は、「この機会を通して、学生の皆さんは企業経営の一端に触れるとともに、企業の方と直接関わりを持つことで、これから社会に出ていくことをイメージできた刺激的な8カ月だったと思う。一緒に検討を進めた企業の皆さまも、最終報告会がゴールではなくアイデアを具現化していくスタートの日という気持ちで学生の発表を聞いてほしい」とあいさつ。報告会後にワークショップなどを開催するグループもあり、プロジェクトで提案のあったアイデアの実現に向けた取り組みは、今後も継続される。
(画像:学生と企業がチームになり最終報告会を実施)
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記事提供: 日本商工会議所
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