全国各地の商工会議所が東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、1月23日から29日まで出店した下館(茨城県)の〝逸品〟を紹介する。
下館商工会議所は、茨城県西部・筑西市のご当地ラーメン「下館ラーメン」と、同市出身の元力士がつくる「ごっちゃんみそ」を出品した。
下館ラーメンは、商都として栄えた市中心部の下館で出前文化が発達したことに始まるという。鶏ガラスープをベースにした濃い目のしょうゆ味に中細の縮れ麺、鶏チャーシューがトッピングされているのが特徴だ。
今回は、数あるラーメン店の中でも代表的な「盛昭軒」が店の味を家庭で味わえるよう開発した冷凍の「盛昭軒おみやげラーメン」(1人前、スープ・鶏チャーシュー付き)と、同店が監修して市の観光推進事業から誕生した「おみやげ下館ラーメン」(生麺・スープ4食入り)を紹介した。また、トッピングにおすすめの盛昭軒特製「下館ラーメン用とり皮」も販売した。
ごっちゃんみそは、ニンニクや唐辛子で炒めた鶏ひき肉をみそと砂糖、みりんで練り上げた肉みそ。市内でちゃんこ料理店を営む元力士・若東龍が相撲部屋に代々伝わるレシピを基に開発した。肉みそは力士がスタミナをつけるために昔から食してきたもの。ご飯のお供や、鍋の味付けなどにも重宝する。
ブースでは市内の観光情報や優良産品を紹介するパンフレット、冊子なども配布。市の魅力や物産を来店客にアピールした。
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