日本商工会議所は2月6~8日、東京ビッグサイトで地域資源や伝統の技を生かした特産品などを集めた共同展示商談会「feel NIPPON 春2024」を開催した。パーソナルギフトと生活雑貨の業界関係者を中心に期間中22万人を超える来場者を集めた国内最大級ギフト商品見本市「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」、食品の専門見本市「第35回グルメ&ダイニングスタイルショー春2024」と同時開催。全国の49商工会議所が出展し、各地自慢の「食」「旅」「技」の一押し商品を首都圏のバイヤーらに売り込んだ。
参加商工会議所は、美幌(北海道)、八戸(青森)、久慈(岩手)、新庄(山形)、十日町(新潟)、上田、岡谷、塩尻、千曲(以上長野)、土浦(茨城)、栃木、小山、佐野(以上栃木)、桐生(群馬)、川越、所沢、蕨、飯能(以上埼玉)、船橋、佐原(以上千葉)、横須賀、小田原箱根、三浦(以上神奈川)、富士吉田(山梨)、浜松、富士(以上静岡)、瀬戸、豊田、碧南、江南(以上愛知)、大津、長浜、近江八幡(以上滋賀)、大阪、泉大津(以上大阪)、尼崎(兵庫)、大和高田(奈良)、米子・境港(鳥取)、岡山(岡山)、福山、府中(以上広島)、柳川、苅田(以上福岡)、伊万里、有田(以上佐賀)、津久見(大分)、日南(宮崎)、沖縄、浦添(以上沖縄)。中国の輸入禁止措置の影響を受ける国内水産物の販路開拓支援のための特設ブースには、土浦、三浦、米子・境港、津久見の商工会議所が出展し、地域の水産品・水産加工品をアピールした。
期間中の商談件数は1265件、見積もり依頼件数943件。会期中の成約は18件、継続案件も1163件に上った。出展者からは、「百貨店の方や海外展開しているバイヤー(商社など)とさまざまな話ができた」「多くのバイヤーと商談ができた。今回初めての出展だったが、大変勉強になった」などの声が寄せられている。
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