一般財団法人商工総合研究所は2月9日、同研究所が実施する三つの表彰事業「中小企業活性化懸賞レポート」「中小企業研究奨励賞」「中小企業懸賞論文」の2023年度の各受賞作品を決定、公表した。
中小企業活性化懸賞レポートは、中小企業の組織活動や支援活動の体験レポートを募集し表彰するもの。今回は10編の応募の中から、鳥取商工会議所経営支援部部長・青木博之氏による「中小企業の自己変革に向けたプロジェクト伴走型支援―プロジェクトに並走してプロセスをファシリテートした事例―」、広島県の三原商工会議所事務局次長兼商工振興課長・星野佑介氏の「まちを一つにする食の一大プロジェクト―プリンのまち三原を全国に 広島みはらプリンでまちおこし―」などが特賞に次ぐ本賞に選ばれた。
中小企業研究奨励賞は、中小企業に関する優れた図書や定期刊行物に発表された論文を表彰するもの。また、中小企業懸賞論文は設定されたテーマでまとめられた中小企業の産業・金融に関する優れた論文を表彰している。