市原商工会議所（千葉県、榊原義久会頭・宝生堂サカキバラ）は3月2日、「第2回ビジネスオーディション」を五井グランドホテルで開催した。同イベントは、創業者や新規事業に取り組む事業者の販路拡大、コミュニティー形成を目的に、千葉日報デジタルの協力を得て実施している創業支援事業の一環。専門家のサポートを受け、プレゼン力を磨き上げてきた10社が、自社のビジネスや商品・サービスについてそれぞれ8分間のプレゼンテーションを行った。同イベントの特徴は来場者が審査員になることで、各社の発表後、来場者は表と裏に「興味があります」「もっと聴かせて」と書かれたうちわを掲げて審査。前者は1点、後者は2点として集計し、得票数の最も多かった事業者がグランプリ（同所会頭賞）を獲得する。今回、グランプリに輝いたのは、宿泊施設の少ない南市原地域でトレーラーハウスを活用した宿泊事業を展開する「元気なまちづくり株式会社」の深山康平氏。また、準グランプリは、仕事と家庭の両立やワークライフバランスについて述べたフリーライターの鹿毛恵理氏が受賞した。

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記事提供: 日本商工会議所