君津商工会議所(千葉県)に事務局を置く実行委員会はこのほど、「君津市産の卵を使った新たな特産品となるスイーツ」をテーマにした特産品開発コンテスト「きみたまスイーツコンテスト」の入賞作品を決定した。レシピによる書類審査と試食審査の結果4作品を「きみたまスイーツ」に認定。グランプリには、君津で育った「房総地鶏」などの卵を使用しており優しい味わいとコクを楽しめる「キミのカヌレ」、入賞作品には、君津産の卵「菜の花エッグ」をたっぷり使用し落花生のペーストとパウダーを練り込んだバウムクーヘン「ちひろクーヘンmini千葉らっかせい」、「菜の花エッグ」と豆腐で健康にも配慮した「君津のたまごたっぷり生チョコ風プロテインケーキ」、「きみつ」にちなんで黄身を三つ使い、君津市産の自然薯を加えた濃厚な味わいの「自然薯半熟カステラ」が選ばれた。
同コンテストは、君津市の「たまご(鶏卵)」の農業産出額(2021年)が千葉県内で3位と高順位に格付けされたことから、君津に対する思いや願いが込められた卵スイーツを開発してもらおうと企画。入賞作品は市観光協会や農協などの連携団体と共に、君津市特産品として県内外に広くPRする。グランプリの「キミのカヌレ」は、3月15日から直営店舗とオンラインショップで販売されている。
最新号を紙面で読める!