関西商工会議所連合会(関西商連)「2025年大阪・関西万博 機運醸成ワーキンググループ」は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と連携し、「関西周遊NFTスタンプラリー」(デジタルスタンプラリー)を実施している。このほど開催前300日を切り、参画施設も全15カ所に増加。万博に向けた広域観光振興に力が入る。
同スタンプラリーは、関西2府5県の71商工会議所管内の観光施設を巡り、オリジナルNFTスタンプ(データ)を集めるもので、大阪・関西万博(25年4月13日~10月13日)の始まる1年前となった今年4月12日から実施している。万博への機運を高めるとともに、関西の名所や観光施設などをPRし、周遊観光を促進するのが狙いだ。
万博開催300日前となった6月17日からは、当初から参加している観光施設など5カ所(大阪商工会議所・大津港・水間寺・福知山城・和歌山城)に加え、新たに10カ所が参加した。新たな参加施設は、尼崎城▽池田城跡公園▽関空展望ホール Sky View▽茨木市文化・子育て複合施設 おにクル▽宇治十帖の像▽パナソニックスタジアム吹田▽旧来住家住宅▽彦根城▽舞鶴赤れんがパーク▽箕面大滝――。万博が終了する来年10月13日まで、参加施設・地域を拡大しながらスタンプラリーを継続していく。
スタンプラリーに参加するには、大阪・関西万博で提供されるウォレットサービス「EXPO 2025デジタルウォレット」のアプリをダウンロードし、関西周遊NFTスタンプラリーのページにアクセス。観光施設を訪れ、説明に従って施設に設置された二次元コードを読み取り、NFTスタンプを獲得する。スタンプは施設ごとにデザインが異なり、施設を巡るたびにオリジナルNFTスタンプがコレクションできる。
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