彦根商工会議所(沼尾護会頭・滋賀中央信用金庫)は6月27日、滋賀県立大学、滋賀中央信用金庫と理系人材の育成に関する連携協定を締結した。
協定は、労働人口が減少していく中、理系的素養が理系分野のみならず、人文・社会科学分野においても重要な資質能力であるとの認識の下、3者それぞれが有する資源の有効活用などにより、発展的な未来を創造することができる理系人材の育成を推進していくことを目的に締結。具体的には、次世代を担う子どもの理工系分野に対する興味・関心を高めるとともに、協力企業との連携や広報活動などを通じた保護者や教員などへの理解促進などにも取り組んでいく。
締結式に出席した沼尾会頭は、「今後、『産・学・官・金』が連携し、プロジェクトを実施することで、滋賀県における理系人材の質的充実、量的確保に向け戦略的に人材育成に取り組んでいく」と意欲を示した。
記事提供: 日本商工会議所
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