碧南商工会議所(愛知県)はこのほど、創立75周年を記念し、「碧南いいところ&eatころマップ」を初めて刊行した。市内にある幅広い業種のさまざまな企業の魅力を取りまとめて情報発信することで、来店・利用促進、地域の活性化を図ることが目的。会員123店舗の「いいところ」が詰まった内容となっている。
同マップはA4サイズのパンフレットとA5サイズの冊子、ウェブ版の3形態で作成されている。いずれも、表紙デザインや冊子構成、原稿案の提案に至るまで同所が独自に考案し、つくったものだ。
パンフレットは3万5000部発行し、市内全戸配布の上、会員にも協力を仰ぎ従業員が集まる食堂や休憩スペースなどへの設置を依頼して、広くPRしている。冊子は市内書店などで1冊1100円(税込)で4000部の数量限定で販売中。ウェブ版は無料で閲覧でき、Googleマップと連携して店舗情報を表示している。掲載企業からは「マップをきっかけにお店に来てもらうことができた」「きれいに掲載してもらえた」などの声が聞かれた。
これまでも同所は5年ごとに「碧南味めぐり」という冊子を発行していたが、掲載対象となるのは飲食店だけだった。昨今の5年間はコロナ禍で、飲食店以外の事業者も苦境にあったことから、同所も「より幅広くさまざまな業種を紹介したい」という思いを持ち、今回の企画に至った。
同所担当者は「同事業を機にオープンして間もないお店にも入会いただくことができた。お店を知るきっかけとなり、ぜひお店を訪れてほしい」と話している。
詳細・ウェブ版は、こちらを参照(https://hekinan-eatkoro2024.jp)。
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