観光庁は1月15日、「インバウンド消費動向調査」の2024年(速報)および同年10~12月期(1次速報)の結果を発表した。
発表によると、24年の訪日外国人旅行消費額は8兆1395億円(前年比53.4%増、19年比69.1%増)となり、暦年として過去最高を記録した。消費額の上位は中国(1兆7335億円)、台湾(1兆936億円)、韓国(9632億円)、米国(9021億円)、香港(6584億円)で、これら5カ国・地域で全体の65.7%を占めている。
1人当たり旅行支出(消費単価、全目的)は22万7000円(前年比6.8%増、19年比43.3%増)で、こちらも過去最高(20~22年除く)となった。国・地域別では英国(38万3000円)が最も高く、次いでオーストラリア(38万2000円)、スペイン(37万円)の順となっている。
10~12月の訪日外国人旅行消費額は2兆3108億円(前年同期比37.3%増、19年同期比90.5%増)で四半期として過去最高を記録。1人当たり旅行支出は23万7000円(前年同期比7.7%増、19年同期比39.1%増)だった。
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