草加商工会議所は4月1日、新会館での業務を開始した。新会館は、旧会館の老朽化が進んだことから地域産業界のよりどころとして機能的で安全性が高い会館へと建て替えを行い、3月に竣工(しゅんこう)した。ガラス張りの建物は、開放的な吹き抜けのエントランスが印象的なデザインで、災害時の発電や一時避難の受け入れが可能な防災機能を備えている。車椅子でも利用しやすい受付窓口やバリアフリーのトイレなどの設備にも配慮した。また、デジタルサイネージ(電子看板)を3カ所設置し、そのうち一つは今後、会員事業所の広告を掲載するなどに活用していく。5月に新会館の落成式を開催する予定だ。
記事提供: 日本商工会議所