総務省統計局は4月14日、2024(令和6)年10月1日現在の「人口推計」の結果を公表した。人口推計は、国勢調査による人口を基礎として出生・死亡、出入国などの人口動向から各月・各年の人口を算出するもの。今回の人口推計の結果によると、24年10月1日現在の総人口は1億2380万2千人で、前年同月から55万人の減少となった。総人口は11年以降14年連続で減少している。
自然増減(出生児数―死亡者数)を見ると、出生児数が死亡者数を89万人下回り、18年連続の自然減少となった。一方、社会増減(入国者数―出国者数)を見ると、入国者数が出国者数を34万人上回り、3年連続の社会増加となっている。
15歳未満人口は1383万人で前年に比べ34万3千人減少し、総人口に占める割合は11.2%で過去最低となった。15~64歳人口は7372万8千人で前年より22万4千人減少。65歳以上人口は3624万3千人で前年より1万7千人の増加となり、総人口に占める割合は29.3%と過去最高となっている。
都道府県別では、東京都が1417万8千人と最も多く、全国人口の11.5%を占めている。人口増減率で見ると増加は東京都と埼玉県の2都県のみ。減少は45道府県となった。
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