廿日市商工会議所(広島県、渋谷憲和会頭・シブヤ)は5月20日、廿日市市および広島ガス株式会社との3者による共同出資で「廿日市さくら電力株式会社」を設立した。資本金は1500万円で、出資比率は廿日市市が50%、広島ガスが47%、同所が3%。
さくら電力は、廿日市市の一般廃棄物処理施設である「はつかいちエネルギークリーンセンター」で発電した電力を市内の公共施設に供給する事業に取り組む。これにより、エネルギーの地産地消および同市におけるゼロカーボンの推進に貢献する。また、事業利益については、市内の再生可能エネルギーの推進に資する取り組みに活用するなど、同市の地域課題の解決に役立てる。2026年4月以降の電力供給開始に向けて、準備を進める。
記事提供: 日本商工会議所