和歌山商工会議所はこのほど、和歌山県の食材を使った「和歌山おもてなし弁当」を認定した。同事業は、大阪・関西万博に合わせて同県を訪れる人に和歌山の魅力を伝えて良さを感じてもらい、リピートにつなげることを目的としている。
認定に当たっては①和歌山県産の食材を3種類以上使用②第一印象③味④和歌山らしさ⑤普及性⑥食材の生かし方――の6項目を基準に審査を行い、厳選した6商品が選ばれた。それぞれの弁当には太刀魚、みかん、熊野牛、鯛など和歌山県産の食材を使用し、同県の魅力をふんだんに盛り込んでいる。
同所は2017年、和歌山市内で開催される大会や会議などで配られる弁当の受注機会を増やすことを目的に「仕出し弁当受注連携協議会」を設置し、和歌山の食材のみでつくられた「御三家 紀州弁当」を開発した。今回の和歌山おもてなし弁当も同協議会の新たなラインアップとして、同県の食の魅力を発信する。今後、和歌山おもてなし弁当専用の告知ページを設けるなど広報を企画し、PRする。
同所担当者は「地元食材を使用した和歌山おもてなし弁当を通して、和歌山の魅力を多くの方に知っていただけたらうれしい」と述べた。