2024年3月に惜しまれつつ生産を終了した明治のチェルシー。ところがその約4カ月後の8月10日、北海道・新千歳空港にそのチェルシーのデザインを思い起こさせるソフトパッケージの「北海道 生食感チェルシー バタースカッチ味」が並んだ。
同商品を製造・販売したのは、函館に拠点を置く道南食品。「なんとかカタチを変えてでもブランド継続できないか」と関係者の間で模索が続く中、「チェルシーの製法と類似したキャラメル製造ラインを持っている道南食品であれば、北海道素材とキャラメル技術を生かした特別なチェルシーを開発できるのでは」と、明治から白羽の矢が立ち商品開発が始まった。
商品開発ではハードキャンディのチェルシーのイメージを崩さないように、かつ今の時代に合った特別なおいしさを楽しめるように試作を重ね、生産開始直前まで配合を何度も調整し、ようやく完成にこぎつけたという。またパッケージはチェルシーのイメージを守りながらも新しさや北海道らしさを表現するために注意を払った。
また、今年7月には要望の多かった「ヨーグルトスカッチ味」の販売も開始した同社。北海道素材を使って北海道函館でつくり、北海道だけでしか買えない特別なチェルシーを「みんなにもわけてあげたい♪」の思いを持って、新しい北海道土産として定着させていく。
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道南食品株式会社
所在地 : 北海道函館市千代台町14番32号
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