能代市は、秋田県北西部に位置し、日本海に面する人口約4万7千人のまちです。世界自然遺産「白神山地」など緑豊かな森林地帯に囲まれ、海岸沿いには日本最大規模の松林「風の松原」が連なっています。大正から昭和初期は、秋田杉を中心とした木材産業が栄え、「東洋一の木都」とも呼ばれていました。現在は、JAXA能代ロケット実験場があり、「宇宙のまち」として知られているほか、近年では、火力発電所や風力発電所による「エネルギーのまち」とも称されています。
特に風が強いことから「風のまち」としても知られ、風況に恵まれた環境を生かし風力発電事業の適地として注目されています。市内に数社ある風力発電会社のうちの一つ「能代パワー発電株式会社」は、地域活性化と環境保全に取り組むため、私が代表取締役を務める株式会社能代資源の風力発電事業部門として2015年に設立しました。現在、当社敷地内で2基運転しています。