横須賀商工会議所(神奈川県、平松廣司会頭・かながわ信用金庫)は、同所が運用している地域ポータルサイト「ヨコスカイチバン」に関連する新サービス「AIイチバン」の運用を開始した。同サービスは、中小・小規模事業者が気軽に生成AIを活用し、より効果的に顧客開拓できるように同所が独自に開発したAIアシスタント。
事業者は、同ポータルサイトに登録することによって、無料ツール「AIイチバン free」の利用が可能となる。同ツールにより、①AI検索に最適化された店舗紹介文の自動生成、②訴求力の高いキャッチコピー(広告・SNS用)の複数提案、③高性能AIチャットで文章作成やアイデア出し、④多彩な画風でイメージ通りの画像(SNS・チラシ用途)の生成が可能となる。以上の過程を経て、同ポータルサイトでのAI検索で上位に表示されるようなホームページ作りをすることによって、ChatGPTなどの他のAIでも表示されやすくなる。
一方、同ポータルサイトの利用者は、「AIサーチ」機能によって、「父の日のプレゼントを探したい」「景色が楽しめるお店で女子会がしたい」のような入力で店が検索ができる。同サイトでは、カテゴリ、マップ、エリア検索はもちろん、利用シーン、設備、バリアフリーなどにより詳細な検索も可能。ショップ紹介動画が充実しているため、店を検索して動画で確認ができる。
なお、ポータルサイト「ヨコスカイチバン」は、2002年に運用が開始され、グルメ、ショッピング、暮らし、サービスなどの店の情報を広範かつ豊富に掲載している。サイトには、「横須賀名物」の取り扱いに関する情報、「よこすか海軍カレー特集」「歓迎!自衛隊割」「地産地消ショップ」などの特集ページもある。
詳しくは、https://www.sukaichi.com/files/blog/1161_2.pdfを参照
記事提供: 日本商工会議所