若手経営者が描く10年後の東北ビジョン vol.6 「笑顔の華咲く津軽のわが家」 ホテルを五所川原の観光交流拠点に パークイン五所川原エルムシティ

東日本大震災からの復興の担い手となる東北各地の若手経営者の取り組みと思い描く10年後のビジョンを12回連載で紹介する

「ホテルを観光情報発信と人々の交流の場にしたい」と語る中山社長

「わがまちを盛り上げたい」青森県五所川原市にあるホテル、パークイン五所川原の開業当時、周囲には田んぼしかなかった。父とともにホテルを立ち上げた現社長の中山佳(なかやまかい)さんは、積極的に地元の情報を発信し、人々の交流と笑顔を生み出している。その活動のきっかけと思いを伺った。

新商圏の誕生とともにまちを盛り上げるホテル

「エルムの街と立佞武多(たちねぶた)がなかったら、どうなっていたんだろうと思います」

「エルムの街」は青森県のJR五所川原駅から車で約10分の場所にある大型ショッピングセンター(SC)を中心とする商業地域で、その一角にパークイン五所川原がある。同社社長の中山佳さんは二代目で、2018年から代表を務める。エルムの街は1997年に第三セクターの五所川原街づくり株式会社が整備し、中山さんのホテルも街と同時期に開業した。

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