福井商工会議所(福井県、八木誠一郎会頭・フクビ化学工業)は、2025年10月8日より福井県の最低賃金が1053円となる見通しで、初めて1000円を突破することを踏まえ、小規模会員事業者への影響や対策について調査を行った(調査期間:8月25日~9月4日、発表:10月1日)。最低賃金引き上げの影響について尋ねたところ、49.9%が「影響する」と回答し、業種別では、特に製造業で半数を超える66.3%が「影響する」と回答した。従業員数別にみると、「11人以上」の78.5%が「影響する」と回答した。また、最低賃金の引き上げについて実施(検討)している対策は、「商品・サービス価格への転嫁」が32.0%と最多となった。一方で、「従業員数の調整」は9.4%と最少となった。さらに、今後の雇用方針への影響については、全体で「雇用維持に努める予定」が37.9%と最多となった。
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記事提供: 日本商工会議所