日本商工会議所は9月11日、台湾の三三企業交流会(三三会)および台日商務交流協進会(TJABC)の2団体と業務協力覚書(MOU)を締結した。
今回のMOUは日本と台湾の経済・投資・貿易関係の発展とさらなる深化が目的。日台間の企業の技術連携や海外展開を支援することで、双方の利益に寄与することを目指す。
当日は日商の小林健会頭、三三会の林伯豊(りん・はくほう)理事長、TJABCの黃振進(こう・しんしん)理事長が覚書に署名した。日商の小林会頭は、日台関係について、「友好親善にとどまらず、実利を伴うウィンウィンの関係へと発展している。取り巻く環境には厳しい面もあるが、相互の緊密な協力関係を維持・発展させていくことで、必ずや乗り越えていけるものと確信している」と述べ、MOU締結が新たな協力の出発点となることに期待を寄せた。
