和歌山商工会議所は10月11~12日、「第77回わかやま商工まつり」を開催し、能登半島復興応援エリアを設置した。同イベントは、会員事業所の技術や製品の紹介・販売、子どもたちの職業体験などを通して和歌山の産業を広く知ってもらうことを目的とした産業展。当日は約1万9000人が来場し、にぎわいを見せた。
復興応援エリアの設置は昨年に続き2回目の実施。「できることから、できるかたちで能登を応援」をテーマに輪島商工会議所(石川県)と同所会員事業所、珠洲商工会議所(同県)など計6事業所が出展し輪島塗や海産物など能登地域の特産品を販売した。
出展事業所からは「このような機会をもらえてうれしい」「道のりは険しいが再建に向けて頑張りたい」といった声が寄せられた。和歌山商工会議所の担当者は「復興は長期にわたることから、今後も能登を応援していきたい」と話している。
