苫小牧商工会議所(北海道)は10月2日、独立行政法人国立高等専門学校機構苫小牧工業高等専門学校(以下、苫小牧高専)と学生の教育充実に向けた包括連携協定を締結した。同協定は、同所と苫小牧高専が教育や研究に関して相互に連携し、地域産業に関する知識の習得などを通じて学生の成長と地域社会の発展に貢献することが目的。苫小牧高専が持つ専門的な技術教育・ 研究のノウハウと同所が持つ地元企業ネットワークを組み合わせることで、学生により実践的な教育機会を提供する。
協定では①学生の教育の充実②学術研究③地域創生――の3点について連携することが盛り込まれている。
締結のきっかけとなったのは、苫小牧高専から同所会員事業所へ「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に関する相談があったことだ。同プログラムには道内自治体、企業、団体のGX取り組み事例を紹介する授業が組み込まれており、同所との連携により事例として紹介する企業の広がりがあることから締結に至った。
同所の宮本知治会頭は「一人でも多くの学生の地元企業への就職や、学生が大きく成長する機会になればうれしい」と期待を述べた。
