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未来のヒット商品集結 注目集めた展示販売会

ずらりと並んだえりすぐりの逸品

日本商工会議所は1月24日~2月2日、全国の地方発ヒット商品候補が集まる展示販売会「feel NIPPON『技のヒット甲子園』」を都内商業施設で開催した。同販売会は、日商およびトレンド情報誌「日経トレンディ」と「日経クロストレンド」によるコラボイベント。今回で7回目を数える。

展示販売された商品は、7地域の10事業者が開発した逸品。富山県高岡市の天野漆器は、アワビから取った螺鈿(らでん)をグラスの底に敷き、漆を塗り重ねた酒器「螺鈿ガラス」、また、愛知県津島市の太田七宝は、七宝焼きの中でも銅や銀などの素地に下絵を描き、細いテープ状の金属線を立てて輪郭を作る有線七宝の技法を用いた「有線七宝のブローチ」など、日本の伝統的技術と色彩を楽しみつつ、新しい可能性を具現化した商品を出品した。三重県四日市市の藤總製陶所が出品したのは、土鍋や急須で有名な萬古焼の窯元が手掛けた茶器「ひとしずく茶器セット」。若い女性にも気に入られそうなカラーバリエーションのほか、一人用という現代人のライフスタイルにもマッチした商品をそろえた。

会場には、多くの来場者が訪れては商品を手に取っていた。特に来場者が興味深く読んでいたのが、はがきサイズのプライスカード。キャッチフレーズや商品名、事業者、価格のほか、簡潔な商品コンセプトが記載されているため、商品の特徴や歴史、生い立ちを知る手掛かりにもなり、来場者の興味と関心をなおさらに強く引き付けるきっかけになっていた。また、カードの裏側には英語と中国語訳も併記されており、インバウンド客に向けての商品アピールも万全だった。