君津商工会議所(千葉県)は、IT推進プロジェクトの一環として「きみつIT体操」を考案した。
1月9日に行われた新春賀詞交歓会で、その第1弾をお披露目。パソコン作業で凝り固まった体をほぐす際に手軽にできるものとして考えられたこの体操を、同所の野村進一会頭をはじめ、石井宏子君津市長ら参加者約300人が一斉に行った。
監修は市内で整体院を営む中村篤史さん。両肘を上げて曲げ、水平に保ったまま背中側に持っていく動作を繰り返すシンプルな体操で、肩甲骨を動かして血流を良くし、肩や首のコリを和らげる効果が期待できる。
動画配信サイトYouTubeではユニークな予告編を配信しており、反響も上々。今後は、会員企業の社員が実際に体操している動画をSNSなどにアップすることで、企業のPRと地域のIT活用推進につなげたい考えだ。「老若男女が取り組みやすい体操で、地域の団結を図りながら浸透させていきたい」と、同所担当者。気軽に実践できる体操が、君津ならではのアピールになることが期待される。
最新号を紙面で読める!