観光庁はこのほど、「飲食店等における外国人ベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」を作成した。
日本にはベジタリアン・ヴィーガン(※)の外国人旅行者が多数訪れている。年間145~190万人、その飲食費は450~600億円と推計される(2018年推計数値)。一方、同庁によるアンケートでは、「日本にはベジタリアン・ヴィーガンに対応した飲食店が少ない」「ネットでの情報発信や店舗内外での表示が少ない」といった意見が多く聞かれた。飲食店でベジタリアン・ヴィーガンへの対応方法がまだ十分でないことから、外国人旅行者の受け入れ環境整備の促進を目的にまとめたもの。
(※)宗教、動物愛護などさまざまな背景や目的から食事上の制限があり、肉・魚介類などの動物性食品や乳製品、卵などを食べない人。
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