千歳商工会議所(北海道)は平成25年に作成したご当地ソング「千歳恋物語」の普及を推進している。このご当地ソングは同所が歌詞を公募し、117件の応募の中から選ばれた歌に曲を付けたもの。26年にCDを発売し、ステージイベントで紹介したり、市役所で流したりと同所はPRを続けてきた。
27年12月からは第一興商のカラオケで全国配信も開始。曲は「ムード歌謡バージョン」と「ポップスバージョン」があり、前者がカラオケ配信されている。「地元に愛着を持ってもらおうとつくった歌。千歳を離れた人も、思い出して歌ってほしい」と同所は話す。今後も地元紙への広告などで広報し定着を目指す。
また、昨年12月10日、同所は千歳の魅力を発信する地域団体「千歳圏人会」(会長:瀧澤順久同所会頭)と共に「千歳年末カラオケチャリティーフェスティバル2017」を初開催した。千歳市奨学金への支援を目的としたイベントで、市内の会場には1200人が来場。出演者62組が自慢の歌を披露し、最後は出演者全員で「千歳恋物語」を合唱して締めくくった。
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