日本商工会議所は9月15日に開催した通常会員総会で第124回の表彰を行った。
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総会では商工会議所に功労のあった役員・議員563人、職員384人を表彰。マル経融資(小規模事業者経営改善資金融資制度)の運用に力を尽くし、業績のあった商工会議所を表彰する「マル経資金関係表彰」では、むつ(青森県)など19商工会議所が表彰された。また、検定事業表彰では、「検定事業の推進」に業績のあったむさし府中(東京都)など18商工会議所が表彰されたほか、「受験者数拡大」に業績のあった小諸(長野県)など18商工会議所が表彰された。
他の範となる事業を展開した商工会議所を表彰する「事業活動表彰」では、まちづくりや観光振興、販路開拓など多様な復興への取り組みを実施した大船渡(岩手県)、米国ロサンゼルス事務所の開設による中小企業の海外展開支援したひたちなか(茨城県)、のこぎり屋根工場などの近代化産業遺産を活用した観光振興・まちづくりに取り組んだ桐生(群馬県)、市役所と開設したワンストップ経営相談窓口(M―ステ)による商工会議所の認知度向上と経営支援活動の強化に取り組んだ三島(静岡県)、「大学生の住み込み型」長期実践型インターンシップ事業を実施した尾鷲(三重県)、地域資源を生かした商品開発の継続による「伊万里ブランド」の創出を図った伊万里(佐賀県)、商工会議所主導による小都市における中心市街地活性化に取り組んだ竹田(大分県)の7商工会議所が表彰された。
また、広域的に事業活動を行い、多くの商工会議所会員として広く地域の発展に貢献している商工会議所会員を表彰する「会員事業所表彰」では、地域密着の事業運営で、中小規模事業者の販路開拓を支援した株式会社丸広百貨店が表彰された。
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