新潟商工会議所は1月29日、新潟開港150周年をPRする動画を公開した。この動画は、新潟市を拠点に活動するアイドルグループNGT48と同所のコラボレーション第3弾として制作されたもの。同グループのメンバーが新潟港の歴史にまつわる名所旧跡などを紹介しており、同所ホームページのほか、新潟空港や同市街のビルに設置されている大型ビジョンなどでも公開中だ。今年の12月末まで約1年間の公開を予定している。
新潟港は1869年に開港し、2019年に150周年を迎える。現在の新潟港は、主に旅客と貨物の両方を運ぶ「西港」と、主に外国からのコンテナ貨物を取り扱う「東港」からなり、国際拠点港湾としてさらなる発展が期待されている。
動画には、同グループのメンバーである荻野由佳さん、長谷川玲奈さん、山田野絵さん、菅原りこさん、日下部愛菜さんの5人が出演。駅伝形式でたすきをつなぎながら同市の名所旧跡を紹介している。
メンバーの5人が走り抜けたのは、西港の佐渡汽船ターミナルを皮切りに、同市のシンボルである「萬代橋(ばんだいばし)」や市場、市街地の旧跡などを巡るルート。萬代橋は同市を流れる信濃川に架かる橋で、国の重要文化財に指定されている。日本海側最大級の市場であり、観光拠点施設でもある「ピアBandai」では、海産物をはじめとする新潟の特産品を味わえる。加えて、北前船の寄港地として栄えた商店街「こんぴら通り」や、商都新潟を象徴する商家跡「旧齋藤家別邸」、航海の安全を祈る神社「住吉神社」、「新潟市歴史博物館みなとぴあ」などが紹介されている。
動画は、同グループと同所のコラボレーション第3弾。過去に公開した第1弾、第2弾の動画でも、同市の魅力を紹介した。この動画を制作した同所は、「今回の動画は、第1弾、第2弾にも増して反響が大きい。少しでも多くの人に、新潟を知ってもらえるきっかけになれば」と話している。
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