農林水産物等輸出促進全国協議会(関係府省、業界団体、日本商工会議所などの経済団体、地方自治体などで構成)はこのほど、総会(JAECAP2015)を開催し、輸出拡大に向けた取り組み報告のほか、日本食海外普及功労者表彰などが行われた。
総会であいさつした安倍晋三首相はTPP協定の大筋合意に触れ、「日本の食品が、世界のマーケットへと広がっていくチャンス」と強調。「昨年、農林水産物の輸出額は過去最高の6000億円の大台を超えたが、まだまだ少ない」と述べ、輸出拡大に全力で取り組む考えを示した。
また、協議会の輸出戦略実行委員会は、海外での輸出促進イベントや大きな反響を呼んだミラノ万博日本館での取り組みなど直近1年間の活動を紹介。2020年に輸出実績1兆円突破の目標に向けた進ちょく状況などを報告した。
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