恵庭商工会議所(北海道)は、若者の視点で地域の魅力を発信する地域活性化事業「集まれ!YOUNG MAN」を実施する。恵庭市内在住、および在学中の大学生、高校生、専門学校生を対象に募集をかけ、集まった学生らと6月27日に初顔合わせを行った。
同事業は、学生が市内の店舗や観光施設・工場などを取材し、ウェブサイトや冊子を通してその魅力を紹介していくというもの。同所初の試みだ。ウェブサイトの製作は、地元のIT専門学校生が協力する。若者目線で地域のPRを図るのが狙いだが、学生にとっては社会や地域と直接関わることで貴重な社会経験を積むキャリア教育の側面もある。
学生らは7月中に2、3回会議を開いてウェブサイトや冊子の内容を決定し、夏休みに入る7月下旬から8月下旬にかけて同所職員と共に市内の会員企業を取材する。9月下旬には、ウェブサイトや冊子が完成する予定だ。
同所は、「われわれが気付かなかった新たなまちの魅力発見につながるのでは。学生にとっても他の学校の学生や大人と交流でき、就職などにおいても役立つはず」と期待する。
最新号を紙面で読める!