日本政府観光局(JNTO)は6月17日、2015年5月の訪日外客数が前年同月比で49・6%増の164万2千人(推計値)と5月として過去最高となったことを発表した。
JNTOでは、「継続的な訪日旅行プロモーションの展開に加え、かねてからの円安傾向、航空路線の拡大、また近年の査証免除や要件緩和、昨年10月からの消費税免税制度の拡充など、環境、政策が合致したことが増加の要因」と分析している。
市場別では、台湾、香港、インドが単月として過去最高を記録したほか、18市場で5月の訪日客数の記録を更新した。特に東アジア市場の伸びが顕著で、韓国が前年同月比61・5%増、中国は同133・6%増、香港が同70・3%増と大きく数値を伸ばした。
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