一般社団法人日本商事仲裁協会は2月初旬、上海国際経済貿易仲裁委員会(上海国際仲裁センター)と協力協定を締結した。同協定は、昨年5月に来日した上海側の提案を受け、同協会が検討、調印に至ったもの。協定内容は以下のようになっている。
①公正かつ迅速な手続きを通して商事仲裁を行うことで、国際取引に信頼と安定性を与える。
②相互のコミュニケーションと協力によって、アジア太平洋地域における仲裁産業を振興し、ウィン・ウィンの状況を生み出す。
国際取引から発生した紛争の解決手段としての仲裁を推進することや、商事仲裁に関する情報・出版物の交換などについて合意した。
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