大阪商工会議所は12月1日、大阪の企業や地域で活躍する管理職の女性を応援する「第1回大阪サクヤヒメ表彰」の表彰式を開催した。今回、大企業49人、中小企業36人、個人11人の計96人を審査し大阪サクヤヒメ大賞1人、大阪サクヤヒメ賞16人、活躍賞46人に加え、特別賞2人を選出した。
大賞はNTT西日本マーケティング部長の横山桂子氏が受賞した。同氏は同社初の女性営業部長、女性支店長を歴任。社内で女性活躍推進プロジェクトを立ち上げ、後進を育成した。社外でも関連業界や地域のシンポジウムなどに登壇し、広範囲での育成に貢献した。また、仕事と家庭との両立経験を生かし、会議時間の制限や業務フローの短縮など業務効率化を推進したことなどから、本表彰の選定基準項目である「業績」「人材育成」「社会貢献」「ワークライフバランス」などで高く評価された。表彰式で横山氏は「大阪の女性が元気になる表彰制度の創設をうれしく思う。受賞を機にもっともっと大阪を盛り上げて行きたい」と語った。
同事業は佐藤茂雄前会頭の顕彰事業であり、同会頭の辞世の句「やはりいたサクヤヒメ達六歳経つ」に因んで名づけられた。2020年まで実施する予定。
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