高梁商工会議所青年部は12月3日、「高梁の未来を担う人材育成プロジェクト」をテーマに意見を交わした。同YEGでは、地域で深刻化する少子高齢化への対策として、地元で育っている子どもたちにもっと地域の魅力を知ってもらおうと、「職場体験」を推進している。
今回は、子どもたちに将来の生活基盤を高梁に築き、地域を担ってもらえるよう、市内にある高梁中学校2年生の職場体験学習について、同校の教頭と主任教諭も招待。課題などについて議論した。「積極的に職業体験を受け入れる企業を増やすためには、その体制を整えることが必要。より充実した体験機会を子どもたちに提供しよう」との見解で一致した。
さらに、吉備国際大学の学生が中心となって実施している「エデュカーレINたかはし」の開催概要も紹介。この企画は、地域での働き方や生き方を模索している若者と、地域で活躍している人たちとがディスカッションするというもので、同YEGも協力している。メンバーは、「地方では、まちの未来を考えることが大事。今後も活力ある地域の創生を行い、人材育成につながる事業を継続していきたい」と話している。
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