新南陽商工会議所青年部は11月21日、「ムーンフェスタしんなんよう」を開催した。同事業は、同所創立100周年記念事業として実施したものだ。まちのシンボルでもあり、地域を一望できる丘の上に位置する「永源山公園」を会場に、約6000個の灯ろうを設置。一夜限りの幻想的な風景を、広く市民に提供した。
会場からは、沿岸部に位置する周南コンビナートを望むこともできるため、人工的な光である工場夜景と、揺らめく灯ろうの光を一度に楽しむことができると好評。幅広い世代の来場者でにぎわいを見せた。
また、地域としての一体感を大切にしたイベントとなるよう、準備段階から多くの市民ボランティアが参加。灯ろうの設置をはじめ、地元の木工クラブのメンバーには、灯ろうの制作も依頼。来場者にも、地域の持つ『力』を再認識してもらった。
メンバーは、「このイベントが、地域に住む人々の『連帯の証』となることを目指したい。そのためにも、今後も継続して実施していきたい」と話している。
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