名古屋商工会議所(愛知県)は10月10日から、名古屋市立大学芸術工学部と連携し、「3D機器活用促進事業」を開始した。同事業は、ものづくり分野で急速に関心が高まっている3Dプリンターを活用し、自社製品の企画・開発などを行う会員企業を支援しようというもの。同大学に設置されている3Dプリンターを、授業などで使用していない時間のみ、会員限定で利用することができる。
利用料金は、施設利用料、オペレーター料および消耗品費、消費税込みで1時間4100円(ただし、切削式プリンターの材料費は利用者負担)。機器の使用場所は同大芸術工学部内となっている。
同所は、「対象機器は積層式と切削式の2種類があり、それぞれの特性に応じた活用が可能。見学会も計画しており、多くの会員企業に使ってもらいたい」と話している。
詳細は、http://www.nagoya-cci.or.jp/monozukuri/3Dprinter.htmlを参照。
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