いちき串木野商工会議所青年部は11月17日、地域の商店街や施設などをゲーム形式で巡るイベント「お宝さがしウォークラリー『トレジャークエスト』」を開催。いちき串木野市内外から家族連れなど430人が参加した。
このイベントは、2200年前に秦の始皇帝の使者・徐福が、不老長寿の薬を求めてこの地にやってきたとされる「徐福伝説」をモチーフに、同YEGが初めて企画したもの。参加者にまち歩きを楽しみながら、地元の新たな魅力を発見してもらおうと実施した。
当日は、徐福が最初に上陸したという照島から、参加者が地図を頼りに4つのキーワードを探してまち巡りを開始。遠洋マグロ漁業でにぎわった港が一望できる公園や、同市発祥とされるさつま揚げの老舗などを回りながら、ゲームを楽しんだ。
見事にお宝の場所を探し当てたのは10人。抽選に当たった約50人とともに、地元ホテルの宿泊券や、冷凍マグロなどの海産物、特産品のさつま揚げなど総額50万円相当の賞品が贈られた。
メンバーは、「半数以上が市外からの参加だったため、地元のPRになったと思う。これからも新しい切り口でいろいろなイベントを企画し、交流人口を増やしたい」と話している。
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