東京商工会議所は11月14日、女子大生の案内で都内の隠れた魅力を探る都市型観光プログラム「TOKYO DISCOVERY」を開催。27人が参加した。
今回ツアーガイドを務めたのは、跡見学園女子大学マネジメント学部観光マネジメント学科の学生。「法真寺」や「樋口一葉旧居」など文京区の樋口一葉ゆかりの地を実際に訪れてコースを策定し、当日は各エリアを4~5人で担当して、3班に分かれた参加者を順番に案内した。参加者からは「心の込もったおもてなしが良かった」と好評だった。
そのほか、ドライバーが観光案内をしながら見学地を回る「観光タクシー」での下町観光や、ミニクルーズも実施。参加者アンケートでは「東京に住んでいても一度も行ったことのない場所を知ることができた」など、満足度の高い声が寄せられている。
同プログラムは平成22年に始まり今回で7回目。国内のリピーターや訪日外国人旅行者に多面的に東京の魅力を知ってもらおうと、これまで観光スポットとして注目されることのなかった身近な商店街やまち工場などに着目している。同所は、「このようなツアーを定期的に開催し、国内外から観光客を呼び込みたい」と話している。
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