日本商工会議所の宮城勉常務理事、青山伸悦理事・事務局長は1月22日、日本政策金融公庫の平松幹弘常務取締役と懇談した。
この懇談は、経営改善資金貸付(マル経融資)が今年度で発足後40周年を迎えることから、商工会議所と同公庫との一層の協力を図るために実施。懇談の中で、平松常務から日商に感謝状が贈呈された。なお、同公庫は各支店から管内の商工会議所全てに感謝状を贈ることにしている。
懇談の中で、平松常務は「40年もの間、続いている制度融資は、他に類がない。長きにわたる商工会議所のご協力に感謝申しあげたい」とこれまでの商工会議所の活動に対し、感謝を表明。「マル経融資の貸付実績は平成25年度も大きく伸びる見通し。商工会議所との連携した取り組みが功を奏している」と引き続きの協力を呼び掛けた。これに対して宮城常務理事は「引き続き、マル経融資の一層の推進、協力を呼び掛けていきたい」と語った。
なお、マル経融資(商工会議所分)は平成22年度以降増加傾向にある。また、対象業種の拡大に加え、今後も、貸付金額の上限引き上げ(1500万円から2000万円)や、耐用年数を経過した設備資金の金利引き下げなど、さらなる利用の拡大が期待されている。
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