日本商工会議所は3月25日、来日中の台湾第2の都市・高雄市の投資誘致ミッション代表団(団長:ホ・メイウィ市政府顧問)との懇談会を都内で開催した。
高雄市側は、同市に進出する日系企業に対して行われる、研究開発・投資・融資利息・家賃・住宅税などへの補助や職業訓練費用の補填などの優遇措置を説明。アジア有数の港湾施設などの優れたインフラなど投資先としての優位性を強調した。
加えて、日本の地方銀行14行と業務提携を行っている中国信託商業銀行と共同で実施している充実した支援策を紹介。ASEAN諸国に比べ、サプライチェーンや法制度が整備されていることなどを説明し、日本企業の進出について、日商の協力を求めた。
近年、日商では、2011年から訪台商談ミッションを開始するなど台湾経済界との連携を強化。毎年実施している台湾ビジネスセミナーなどを活用し、台湾の投資先としての魅力を広く伝えていく。
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