全国商工会議所女性会連合会(全商女性連=山崎登美子会長)は10月23日、石川県金沢市で「第47回全国商工会議所女性会連合会石川全国大会」を開催。全国341女性会から約3200人が出席した。
主催者を代表してあいさつした山崎会長は、「商工会議所の使命は、『地域を元気にする』こと」と強調。「その一翼を担う私たち女性会は、女性ならではの感性や潜在力などを最大限に発揮し、思いやりの心で、地域の多様な主体と連携・交流していく」と述べるとともに、「これまで以上に、女性が活躍できる環境の整備、女性の力による地域活性化に向けて強いリーダーシップを発揮していこう」と呼び掛けた。
日本商工会議所の三村明夫会頭は、「各地域の女性リーダー役として『実行あるのみ』を合言葉に、積極果敢に活動を展開してほしい」と女性会の活躍に期待を寄せた。
総会では、第14回女性起業家大賞授賞式を開催。最優秀賞に輝いた託児付きの女性のお出かけ支援サービスを行っている「株式会社ここるく」(東京都目黒区)の山下真実代表取締役、スタートアップ部門(創業5年未満)優秀賞の「株式会社ビズホープ」(静岡県三島市)の寺田望代表取締役、グロース部門(創業5年以上10年未満)優秀賞の「株式会社どりーむ」(埼玉県児玉郡)の小出操代表取締役の3人が表彰された。
また、全商女性連表彰授賞式も開催。特別功労者39人、組織強化(会員増強)に実績があった9女性会、「個として光る」女性会事業に取り組んだ2女性会などを表彰した。最後に、来年の開催地である徳島県のメンバーが次回の徳島総会の参加を呼び掛けて大会を締めくくった。
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