日本商工会議所では、パソコンのキーボード操作技能試験「キータッチ2000テスト」のゴールドホルダー取得者の実力を広く周知しようと、入力時間をランキングにして上位20人の受験番号とタイムを「商工会議所の検定試験」公式サイト上で今年7月から公開している。
試験問題は、アルファベット、数字、記号の2000字で構成。10分間の試験時間で2000字全ての入力を終えた受験者には「ゴールドホルダー認定書」が交付される。試験は全国47都道府県にあるネット試験会場で随時行われている。
サイト上で発表されているランキングは、直近2週間の受験者の上位20人のもの。7月以降347人が挑戦し、ゴールドホルダーに認定された人は25人。最高記録は、埼玉県在住の19歳の男性で5分48秒というからまさに神業レベルだ。近年、受験者のすそ野が広がってきており、小中学生の挑戦も相次いでいる。先日は、群馬県在住の中学2年生が8分9秒のタイムを叩き出し、周囲を驚かせた。
日商では、「IT社会におけるコミュニケーションは、キーボード操作が基本。正確で早いタッチタイピングは、ビジネス実務における必須技能であり、多くの人に挑戦してほしい」と受験を呼び掛けている。
最新号を紙面で読める!