日本商工会議所および全国観光土産品連盟(全観連)は現在、「第61回(2020年度)全国推奨観光土産品審査会」の申し込みを受け付けている。
同審査会は、日本の文化である全国各地の優れた日本の土産品を推奨し、国内外にPRするとともに今後の観光土産品の育成、発掘・振興を図ることなどを目的に毎年開催している。審査は、①菓子、②食品、③民工芸、④グローバル―の4部門で実施。事前審査では食品表示基準、観光土産品の表示に関する公正競争規約などの順守について審査し、合格した商品は、「全国推奨観光土産品」として推薦される。推奨期間は2年。事前審査に合格した全国推奨観光土産品には、同連盟が販売する推奨品シールを貼付することができ、広く消費者にアピールできる。また、合格した商品は有料で同連盟のホームページに掲載も可能だ。
さらに、全国推奨観光土産品の中から優秀な商品には、厚生労働大臣賞(菓子部門)1点、農林水産大臣賞(食品部門)1点、経済産業大臣賞(民工芸部門)1点、国土交通大臣賞(グローバル部門)1点、観光庁長官賞(全部門)1点、日商会頭賞4点などが授与される。
出品者は、土産品製造業者および土産品製造業者から出品の了承を得た卸・小売業者など。審査料は、1点目が9000円(税抜き)。2点目からは1点増すごとに3000円(税抜き)が加算され、審査商品をグローバル部門にもエントリーする場合は1点ごとに3000円(税抜き)が追加される。申し込みはウェブサイトまたは郵送で、締め切りは10月9日。
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