小千谷商工会議所(新潟県)は4月21日、事業者のITリテラシーの向上や小千谷市におけるIT化の推進を目的として「小千谷IT協議会」を設立した。中小・小規模事業者では、人手不足の解消や生産性向上、販路拡大などが課題となっており、その解決手段として、ITなどの導入・活用を推進する。同協議会には、同所の髙野史郎副会頭をはじめ、同所会員のIT関連事業者の経営者11人が参画した。
また、同協議会の事業として、商工会議所会員事業者のビジネスマッチングを促進する商取引支援サイト「ザ・ビジネスモール」の利用を促すため、同サイトに関する説明会を5月19日に実施した。 今後、ITに関する「こんなのあったらいいなコンテスト」(仮称)も実施し、IT利活用における課題を浮き彫りにした上で、協議会での検討課題とする。
さらに、中小企業庁の委託事業である「にっぽん全国IT経営力強化塾運営事業」として、日本商工会議所と共催で、IT導入推進を目指して「気づき」のためのセミナーや課題解決に向けたワークショップを7月から開催予定としている。
最新号を紙面で読める!