三条商工会議所青年部(新潟県、三条YEG)は、燕三条地域の企業を擬人化したトレーディングカード「匠の守護者」のキャラクターに扮するコスプレ写真をツイッターで募集し、コスプレコンテストを開催。2月23日、結果をホームページで発表した。
「匠の守護者」は2018年、企業の魅力を分かりやすく表現しようと日本アニメ・マンガ専門学校の学生の協力を得て制作、三条市内の道の駅などで販売を始めた。コンテストの募集を開始した20年12月1日時点で51社のカード(キャラクター)があり、2万5000枚以上を売り上げているヒット商品だ。
同コンテストでは対象48社のキャラクターと青年部キャラクターのカジレンジャーから好きなキャラクターに扮した写真を、21年2月15日まで募集。一から衣装を製作する必要があるが、12件もの応募があった。
今回、最優秀賞に輝いたのは、カフェ「TREE」のキャラクター「グランとモカ」に扮したまおさんと魅さんペア。衣装の小物や小道具まで再現していることや、実際の店をリサーチし、世界観をしっかり表現したことが評価されたという。
「匠の守護者」の参加企業は21年3月で62社になった。同YEGは「ハロウィン人気などを背景にコスプレの認知度が上がり、企業の宣伝になればと実施した。これを機に、地域や企業のさらなる認知度向上、ファンづくりにつなげたい」と話している。
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