齊藤正轂工房×矢野団扇
アフターコロナの新時代に、香川県丸亀市にある建築会社・齊藤正轂工房と建築家と団扇業者・矢野団扇が協力してつくった、新たなテーブルマナーのソリューションが「うちわのみ」。コロナ自粛の影響で、売り上げが激減した〝丸亀うちわに実りを〟という意味と、〝大勢の会食ではなく、少人数での会食を安全に〟という意味を重ね合わせて名付けられた。
手触りがやさしい和紙の奉書紙(ほうしょし)を使用し、紙の一部を折り込んで接着することで、ハートの形をした小さなうちわのような形状になる。模様や絵を描いて楽しい会食空間づくりができたり、メガネをかけていても使いやすかったり、といったメリットも。また、飲食店が提供する場合、飛沫感染防止の取り組みとして、行政機関などから補助金を受けられる可能性もあるという。
「新型コロナウイルスまん延防止措置としてマスク会食が提唱されるようになりましたが、マスクの着脱のわずらわしさから、なかなか定着していません。そこで、この会食用マスクとして『うちわのみ』を提案します」と発案者である、建築家・博士(工学)齊藤正さん。
お問い合わせ(販売元)
矢野団扇株式会社(やのだんせん)
所在地:香川県丸亀市塩屋町2丁目9-6
電話:0877-63-6211
お問い合わせ(発案者)
株式会社齊藤正轂工房(さいとうただしこしきこうぼう)
所在地:香川県丸亀市柞原町306番地2
電話:0877-22-1522
*このコーナーは不定期で掲載します。
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